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スマートフォンや小型家電製品に使われているリチウムイオン電池などが原因とみられる発火が、ごみ処理施設や収集車両にて、頻繁に発生しています。リチウムイオン電池は、強い衝撃が加わったり変形したりすると、発熱、発煙、発火するなど大変危険です。
直近の約1年間において、第1清掃工場で5件、第2清掃工場で6件の発火が見られました。そのうち、リチウムイオン電池などの小型充電式電池は4件発見されました。幸いにして、昨年6月の第1清掃工場の火災事故のような大きな被害には至っておりませんが、ともすれば大事故につながることも考えられます。
組合及び組合関係市町村では、リチウムイオン電池やモバイルバッテリーなどの回収ボックスを設置して、拠点回収を行っています。また、電気製品販売店等の協力店にもリサイクルBOX缶などを設置し回収を行っています。回収された電池等は、一般社団法人「JBRC」へ送付し、リサイクルを行っています。協力店は、一般社団法人「JBRC」のホームページに掲載されています。
なお、プラスチックで覆われ、外観からはリチウムイオン電池等を使っているのか分かりにくい製品もありますので、このような場合には、組合若しくは市町村の衛生担当までお問い合わせをお願いします。
また、中身の残ったカセットボンベや、使い捨てライターなど火災の原因となるものは、必ず中身を使い切って、分別などをお願いします。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
【発火原因となったリチウムイオン電池等】
リチウムイオン電池(令和3年3月24日 第1清掃工場内において発火)
リチウムイオン電池(令和3年3月8日 第1清掃工場内において発火)
リチウムイオン電池(令和3年1月13日 第2清掃工場内において発火)
リチウムイオン電池(令和2年10月7日 第2清掃工場内において発火)
リチウムイオン電池(令和3年4月7日 ごみ収集車内において発火)
【粗大ごみ収集車の中から出てきた発火原因となるガスボンベやリチウムイオン
電池を使用している家電製品等】
収集車3台分から出てきたガスボンベ等(第1清掃工場)
収集車3台分から出てきた小型家電製品等(第1清掃工場)
(小型家電製品には、リチウムイオン電池等が使われている場合があります。)
【ごみ処理前に選別した発火原因となるカセットボンベやリチウムイオン電池等】
カセットボンベ(第2清掃工場にて回収)
ガスボンベ(第2清掃工場にて回収)
リチウムイオン電池等(第2清掃工場にて回収)